法人理念
わたしたちが大切にしている3つの柱 ~仕事 生活 地域~
人は誰でも平等に自分らしく自由に生きる権利があります。わたしたちは、障害のある人もない人もお互いを尊重し、認めあい、共に生きていく社会の実現をめざしています。
そのために、わたしたちが大切だと考える、“仕事・生活・地域”の3つの柱を理念に掲げ、実践します。
仕事 わたしたちは 働きがいを大切にし 高い給料をめざします
「働きがい」という言葉には、社会の一員として働くことの喜びと厳しさ、仲間とともに仕事をすることで得られる達成感や充実感が込められています。
また、給料で得た収入と年金で自立した生活が可能になることを目標に「高い給料をめざす」としました。
生活 わたしたちは 自分らしい ゆたかな地域生活を築きます
どのような生活がゆたかと感じるかは人によって違います。その人が満足していることが一番大切です。そのために「自分らしい」一人ひとりに合った支援を考えていきます。
地域に支援してもらうだけではなく、自ら貢献できる生活をするという意味も込めて「地域生活」としました。
地域 わたしたちは 地域とともに 暮らしやすい街をつくります
「暮らしやすい街」とは誰にとっても安全・安心で住み続けたいと思えるような街をイメージしています。地域の方々と一緒に考え、より良い地域づくりのために活動していきます。
理事長あいさつ
社会福祉法人きょうされん理事長の藤井克徳です。私自身は川村民枝常務理事・センター長らと共に、リサイクル洗びんセンターの草創期から関わってきました。
2023年10月で法人設立30周年を迎えました。気持ちを引き締め直し、とくに利用者のみなさんとは、これまでに増して強くつながりながら、いっしょに歩んでいきたいと思います。
30周年の節目にあたり、今の気持ちを三点で述べてみます。一つ目はリサイクル洗びんセンター創設の初心を忘れないことです。創設時に掲げた、「福祉(人権保障)と環境保全の一体展開」「障害のある人にとっての本格的な働く場づくり」「障害の種別や程度を超えてみんなが力を合わせること」は、今も色あせていません。むしろ、ここにきてこれらのひとつひとつの意味と重みが増しているように思います。
二つ目は、現在を大切にすることです。本年7月現在の91人の障害のある仲間たちと61人(常勤・非常勤)の職員が、「社会福祉法人きょうされんと出会ってよかった」「ここで働くことができてうれしい」を実感できることです。そのために改善しなければならないことはたくさんあります。さしあたってはみんなで練り上げた第6次中期事業計画(2022年度~2024年度)を成し遂げることです。リサイクル洗びんセンター、虹のセンター25、グループホームフラワーのそれぞれが持ち味を発揮しながら、全体としてもバランスよく発展していくことです。現在に確信や充実感が持てないところに、本当の未来はないのではないでしょうか。
三点目は、その未来をどう切り開くかです。開設して30年、建物はだいぶ傷み始め、利用者も家族も確実に年齢を重ねています。避けて通れない課題が一気に押し寄せています。これらの課題に、正面から、そして誠実に向き合っていかなければなりません。向こう5年~10年が決定的に重要な時期になりそうです。課題を達成していくための特別な方法はありません。何より信頼できるのは、みんなの知恵であり、揺るぎのないまとまりです。知恵とまとまりをより磨いていきたいと思います。
最後に、30年にわたって社会福祉法人きょうされんを支えてくださったすべてのみなさまに、これまでと変わらないご理解とご支援をお願いしたいと思います。
2023年10月13日
社会福祉法人きょうされん 理事長 藤井 克徳
沿革
社会福祉法人きょうされんは障害のある方の働く場・相談の場・生活の場を提供してきました
●1994年 リサイクル洗びんセンター開所
障害者福祉と環境保全の結び目として さまざまな障害のある方々が ともに働く場として
●2000年 虹のセンター25開所
障害のある方の相談の場として 地域に根づくことをめざして
●2005年 グループホームフラワー開所
一人ひとりのゆたかなくらしの場をつくるために
●2019年 グループホームコパン開所 (グループホームフラワーのユニット)
地域で自立した生活をしていくために
第6次中期事業計画(2022年度~2024年度)
第6次中期事業計画
第6次中期事業計画 (2022-07-09 ・ 511KB) みんな輝け ふみだす一歩 ともにつくろう 新たな未来を |